「ノートルダム大聖堂」はパリ発祥の地、
パリの中心に流れるセーヌ川に浮かぶシテ島にあります。
「ノートルダム大聖堂」は パリ・カトリックの総本山で
ヴィクトル・ユゴー原作のディズニー映画『ノートルダムの鐘』の舞台にもなった。
パリの建物を見ていると、時間が止まったように
歴史が見えてくる。
セーヌ川越し見るノートル・ダム大聖堂
バスを降りて、少し歩くと
透き通った 青空に
くっきりと ノートルダム大聖堂が
映し出されている。
そこにそびえ立つノートルダム大聖堂は、
約200年もの年月を経た建築で最高傑作です。
大聖堂の入り口にある彫刻は 見ているだけで
想像力が 掻き立てられる。
入り口には 持ち物検査があって なぜか 緊張してしまう
大聖堂に入る際の注意がある。
帽子を脱ぐ
男女問わず大聖堂内では帽子やフードなど頭を覆うものは外します。
静かに見学
世界中から多くの観光客が訪れる場所ですが、同時に熱心にお祈りをする信者の方々も訪れます。信者の方々の邪魔にならないように静かに見学しましょう。
フラッシュ禁止
大聖堂内は写真撮影ができますが、フラッシュ撮影は禁止されています
正面入り口
入場料は無料でした。(展望台は有料)
「聖アンナの門」と言うそうです。
(聖アンナとは、聖母マリアの母君、キリストにとっては、おばあさん)
1段目は天使の吹くラッパで蘇る死者達
2段目は中央の大天使ミカエルが魂の重さを量り、人々を天国(キリストの右側)と地獄(キリストの左側)に選別しています。
3段目は最後の審判のキリストです。
天国行と地獄行きに分けられて
右の天使は十字架、左の天使は槍と釘を持っていて 右が聖ヨハネ、左が聖母マリアです。
ノートルダム大聖堂に足を踏み入れると
高い天井を仰ぎ見ながら 遠くにあるステンドグラスの
美しさに足を止めたくなり 身が引き締まる思いになる。
ステンドクラスに近づくと、
聖書の世界をモチーフにした
ステンドグラスが3か所(西・北・南)に配置
されています。
円形のバラ窓は天国の花を表現していて、
西と北のバラ窓の中心には聖母子像・
南のバラ窓の中心にはキリスト
が描かれています。
宗教美術の数々・キリストの生涯を描いた浮き彫りの彫刻に・・
立体絵本のように描いています。
正面入り口に戻って・・・
ノートルダム大聖堂の聖ドニ像
自分の首を手に持っている像
それを気にかけているような 天使
奇妙な彫刻である
気になるので、調べてみると
ローマ時代(3世紀頃)に今のパリの地の付近で斬首された殉教者で、切り落とされた自分の首を持って歩いたという伝説があり、後に聖ドニとして聖人に祀られた人物をかたどった像であった。
アダムとイブ・蛇の像
アダムに「リンゴ」を食べさせた 「イブ」と、最初 イブを誘惑し「リンゴ」を食べさせた蛇(サタンの化身)。
こちらは「聖母マリアの門」
建物の入り口を見上げると、西のバラ窓を外からも見ることができます。
ノートル・ダム大聖堂は
聖母マリアに捧げられた大聖堂、
ノートルダムとは「我らの貴婦人」という
意味のフランス語でフランスでは一般的に
「ノートルダム・ド・パリ」と呼ばれていて 南塔にはディズニー映画にもなった『ノートルダムの鐘』が設置されています。
パリから○kmはここから測る!「ポワン・ゼロ」
大聖堂の正面広場の石畳に埋め込まれている
直径70cmほどの丸い石盤。
「POINT ZERO」「DES ROUTES DE FRANCE」と
刻まれた文字があり、
パリから各地へ向けての道のりを測る起点
そう、ここがまさにパリの中心!
この石畳を踏むと、また この地に来ることができるそうです。
フランスにはノートルダムの名の大聖堂が全部で
8カ所ありますがいずれも 世界遺産に指定されています。
ただ
パリは、決して治安はいいとは言えない(-“-)
ノートルダム大聖堂に到着すると
ガイドさんからの一言!
「みなさ~ん、バックはしっかり握りしめましたか?」
の第一声
とってもスリが多いので、必ずバックは前で持ってください!
と、言われたにも関わらず ツアー客の夫婦が
見物に夢中になっている間に 財布をスラれてしまった。
出し入れに使うお財布には 使うだけの小銭を入れ
残った現金は 別のところに入れておくことをお勧めします。(*´ω`*)